涼風が吹く奥嵯峨で、古社と名刹を訪ねる
夏の京都は静かな奥嵯峨への旅がおすすめ。観光客でにぎわう嵐山から、百人一首で有名な小倉山の山裾に沿って北へ向かうと、竹林が美しい奥嵯峨にたどり着く。古典文学にも登場する古社や名刹を訪ねてみたい。 奥嵯…
夏の京都は静かな奥嵯峨への旅がおすすめ。観光客でにぎわう嵐山から、百人一首で有名な小倉山の山裾に沿って北へ向かうと、竹林が美しい奥嵯峨にたどり着く。古典文学にも登場する古社や名刹を訪ねてみたい。 奥嵯…
東山を眺望する至福の朝食ビュッフェ 1日の始まりは、なんといっても朝ごはん。その日の朝ごはんが美味しいだけで気分が上がり、好スタートが切れそうです。そこで今回は常盤貴子さんがバラエティー豊かな極上の朝…
早くも今年も半分が終わろうとしていますね。2025年の前半は、私の代表作である『京都寺町三条のホームズ』が10周年を迎えたり、長年夢見てきた舞台化が実現したりと、私にとっては嬉しいことが多かったです。…
市民に愛される植物園と花業界の名匠 京都はいけばな発祥の地。暮らしの中に根付いた花が、今さまざまな形で表現されています。そこで今回は、文字通り「百花繚乱」な京都の花の世界を常盤貴子さんが巡ります。 2…
京都府と滋賀県の県境に位置する自然豊かな山里、大原。かつて柴や炭などを頭に載せ、京の街に出向いていた女性の行商「大原女(おはらめ)」がいたことで知られ、4月下旬には往時をしのぶ「大原女時代行列」を開催…
毎年5月に催行される「葵祭(賀茂祭)」。前回のお便りでは、その葵祭の中の御神事のひとつ、5月15日の「路頭の儀」と、造り花の装飾が施された風流傘のことを書かせていただきました。今回のお便りでは、今年、…
「通称寺の会」をご存じだろうか。通称で呼び親しまれる寺院が宗派を超えて集まり、約40年前に発足。現在は39か寺が会員になっており、公式ガイドブック「通称寺巡礼の栞」と、御朱印が貼れる「新訂通称寺納経帳…
北半球では、花盛りとなる季節。そんな5月の満月のことをネイティブアメリカンは、フラワームーンと呼んだそうです。日本でも最も華やかに様々な花が咲き乱れる5月のころは、私が1年で最も好きな季節です。 大好…
観光客でにぎわうJR嵯峨嵐山駅の隣、トロッコ嵯峨駅から出発するのが嵯峨野トロッコ列車だ。嵯峨野観光鉄道が運行する観光列車で、トロッコ亀岡駅までの片道約7キロを25分かけて、保津川峡谷沿いの景勝地をのん…
博物館級の蔵書と、古書店の遺伝子を受け継ぐレストラン 著名な文化人を輩出し、多くの大学が点在する京都には書店文化がいまも残されています。今回、常盤貴子さんが個人商店ならではのこだわりや独特の趣を持つ書…