俳優・常盤貴子さんが上質な京都を紹介する番組「京都画報」。9月の放送は、「京の手みやげ」がテーマです。番組では雑誌『家庭画報10月号』の特集「京都で新体験」でも取り上げられる割烹料理のお店「おが和」の料理と手みやげを、『家庭画報』編集長の千葉由希子さんにご紹介いただきます。
7月下旬、ロケが終了した直後のお二人に、「京都の特等席」編集部が話を聞きました。
はじめに、「おが和」の感想を常盤さんに伺いました。「お料理の一品一品が、驚きの連続でした」と第一声。「シンプルな中に心意気や想いが込められており、ご主人のお人柄や料理に対するストイックさまで感じられて、素晴らしい時間を過ごすことができました」と語り、「勇気ある引き算」がとても見事、とおっしゃっていました。今回、千葉編集長とのロケについては「(初対面なので)少し緊張をしていたのですが、千葉編集長のお人柄もあって和やかな撮影になりました。おいしいものを求める女子二人として、純粋にお料理を楽しむことができました」と楽しそうに語っていました。
千葉編集長は、緊張したと話しながらも「(常盤さんと)実際にお会いして、思い描いていた以上に魅力的な方で、たいへん和やかに撮影を進めることができました」と語り、「もちろん、誌面に掲載しているお店はすべて、編集部が厳選し自信を持ってご紹介をさせていただいているのですが、常盤さんが一品ごとに、わあっとお顔をほころばせて、とてもおいしそうに召し上がっている様子を隣で拝見し、とても嬉しく、ほっといたしました」と頬を緩ませてらっしゃいました。
京都の魅力についても、お二人に伺いました。
印象的だったのは、常盤さんが「京都は思いやりの文化」と語ったこと。番組が始まって約1年が経ち、改めて感じることとして「美意識の高さが、この町を美しくしている理由なのだと思います。それゆえに、時に厳しい面も見せますが、それこそが歴史を繋ぐことができる秘訣であり、日本人の心を癒し、世界の人を惹きつける「京都」を作り上げているのだと思います」と、京都の魅力を真っ直ぐなまなざしで表現されました。
また、千葉編集長は「京都は、一言でいうと“美しいものが集まっている”ところであり、矜持を持って日々を丁寧に暮らしている方々が生み出す特別な場所だと思います」と話し、
「今、時代の転換期にいる私たちは、便利さと引き換えに、立ち止まって頭と心を整える時間が足りていないと思うのです。・・・(中略)・・・そこで、今回の家庭画報の特集は心を整え、命の洗濯をするためのヒントを、長い時間軸の中で築き上げられた揺らぎのない本物の京都文化に求めました。京都は、日本の心の原点ともいえます」
とおっしゃっていました。
最後に、今回の番組と雑誌のコラボやについて、ひと言ずつお聞きしました。
常盤さんは、「映像は流れる良さがあり、追体験ができるのが魅力です。一方雑誌は、感動の瞬間を切り取って、じっくりと思い返し心に刻むことができます。ぜひ、「京都画報」の放送と『家庭画報10月号』京都特集の両方を楽しんでいただけたら嬉しいです」と語り、千葉編集長は、「常盤貴子さんに素晴らしい架け橋となっていただき、誌面と映像の夢のコラボレーションが実現しました。ぜひ両方のメディアが紡ぎだす“京都の魅力”に触れ、ご体感いただければと思います。きっと京都に行きたくなりますよ」とお話いただきました。
今回のお二人の様子を、テレビと雑誌で、ぜひご覧ください。
■京都画報 第12回「京の手みやげ~思いが伝わる厳選の逸品~」
KBS京都: 9月6日(火)よる8:00~8:55
TOKYO MX: 9月11日(日)午前11:00~11:55
BS11: 9月14日(水)よる8:00~8:54
■『家庭画報10月号』(9月1日発売)