“大文字”を登る、学ぶ、眺める
祇園祭とともに京都の夏の風物詩として全国的に有名な“五山送り火”。5つの山で送り火が点火されますが、もっとも有名なのが「大文字」と言えるでしょう。大文字が灯されるのは、如意ヶ嶽の支峰で、銀閣寺の裏にそ…
祇園祭とともに京都の夏の風物詩として全国的に有名な“五山送り火”。5つの山で送り火が点火されますが、もっとも有名なのが「大文字」と言えるでしょう。大文字が灯されるのは、如意ヶ嶽の支峰で、銀閣寺の裏にそ…
7月19日に放送した『京都画報』の特集は伊藤若冲でしたね。私も大変興味深く番組を拝見しました。(※放送後、BS11+にて7月19日(水)夜9時~ 2週間限定で見逃し配信しているようです) そう、私も若…
京都屈指の人気観光エリア・東山。三年坂や八坂の塔など、象徴的な景観は誰もが知るところだ。その中心的存在が清水寺だろう。開門が朝6時からと早いので、夏は早朝拝観がおすすめだ。本尊の十一面千手観世音菩薩像…
七夕のころの晴れの日はとても貴重です。この日、空のご機嫌を確認して向かったのは、桔梗の花咲くお庭が有名な廬山寺(ろざんじ)です。 桔梗は何度も写生をして、作品にも描くほど、好きな花のひとつ。桔梗の紫色…
希少な若冲作品の数々を間近に 「動植綵絵(どうしょくさいえ)」で知られる江戸期の日本画家・伊藤若冲(じゃくちゅう)は、錦市場の青物問屋「桝屋」の長男として誕生。23歳で家督を継いだ若冲は家業の傍ら、画…
世界を震撼させたコロナ禍の影響は祇園祭にも暗い影を落とし、2020年から2年間、山鉾巡行、宵山が中止となりました。そして2022年、規模は縮小されながらも3年ぶりに主要行事が執りおこなわれた祇園祭で、…
豊臣秀吉が愛し、自らも演じたという能楽。京都には境内に能舞台がある神社や寺が数多くあり、伏見区の御香宮(ごこうのみや)神社もその一つ。平安時代、境内から香りの良い水が湧き出たことから、清和天皇から「御…
日本で最も長いホームが京都駅にあることはご存知でしょうか。全長558m。長く私の実家があった滋賀県から京都市立芸術大学へ、毎日通った草津線(琵琶湖線経由)に繋がる列車もここから出発していたため、私にと…
京都市の西にそびえる標高924メートルの愛宕山。その山頂に鎮座するのが愛宕神社だ。全国に約900の分社を持つ総本宮で、防火・鎮火の神様として信仰を集める。例年7月31日夜から8月1日早朝にかけて行われ…
時代ごとに異なる仏像の表情 京都市には1500軒以上もの寺院があり、さまざまな仏様が安置されています。今回は常盤貴子さんが女性京仏師・松久佳遊(まつひさかゆう)さんと共に、美しい仏像に出会い、仏師の仕…