鴨川沿いの名刹を歩く
京都市内を南北に流れる鴨川は、平安京の昔からさまざまな文化を育んできた。一方で幾度となく氾濫を起こしてきたことから、“暴れ川”の異名を持つ。下流から上流をたどると、京都の人々と鴨川の共生の歴史が垣間見…
京都市内を南北に流れる鴨川は、平安京の昔からさまざまな文化を育んできた。一方で幾度となく氾濫を起こしてきたことから、“暴れ川”の異名を持つ。下流から上流をたどると、京都の人々と鴨川の共生の歴史が垣間見…
京都駅前の東本願寺。京都に訪れた方なら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?私も何度も前を通りすぎたことがあるのですが、参拝したことは一度もありませんでした。 今年は、東本願寺の宗祖・親鸞聖…
臨済宗相国寺(しょうこくじ)派の大本山である相国寺は、室町幕府三代将軍・足利義満の命により14世紀の末、足利将軍家の邸宅「花の御所」の東側に創建。その後、幾度にもわたる焼失と復興を経て、現在の法堂は豊…
五月になりました。初夏の季語、「薫風」という言葉から、皆さまはどんな香りを想像しますか? 風薫る五月…と、常套句のように使っているのに、本当に風の香りを感じながら生活ができているかどうかは、とても反省…
“神の山”と地元で崇められる標高233メートルの稲荷山にある伏見稲荷大社は、全国に約3万社ある「お稲荷さん」の総本宮だ。創建は711年(和銅4年)、稲荷山の三つの峰に神を祀ったのが始まりと伝わる。古く…
タケノコ三昧の会席料理を堪能 京都市に隣接する乙訓(おとくに)地方をご存じでしょうか。向日(むこう)市、長岡京市、大山崎町の二市一町からなり、一帯には竹林が多く、「竹取物語」発祥の地ともいわれています…
洛北の名刹といわれる曼殊院(まんしゅいん)門跡。起源は最澄が比叡山で坊を営んだことがはじまりと伝わる。その後、江戸前期に良尚法(りょうしょうほう)親王が入寺し、現在の地に移って堂宇が整備された。桂離宮…
先日もらくたびさんとのツアーイベントを行いました。今回は、『都をどり』を鑑賞し、その後にホテルでランチというツアーです。 さて、この『都をどり』。私は京都に来るまで、『都をどり』の名前すら、聞いたこと…
今年の桜の満開は本当に早く、あっという間に桜吹雪となりました。 日本では「花」と詠めば、古くは梅のことを表しましたが、平安時代の頃からは桜を表すようになります。日本語には桜にまつわる美しい言葉がたくさ…
古今東西の慶事を華麗な舞いで表現 京都に春を告げる風物詩「都をどり」。東山区にある祇󠄀園甲部歌舞練場では、今年もまた芸舞妓が華麗な舞を披露します。そこで常盤貴子さんが「都をどり」の歴史をたどり、旅で楽…