先入観を手放し、心から美しいと思ううつわに出会う旅
陶工、茶人、料理人…… それぞれが高め合ってきた京都のやきもの 京都でうつわを探す旅。それが胸をときめかせるのには、いくつか理由があります。まず一つは、清水焼・京焼といった、伝統工芸としてのうつわ…
陶工、茶人、料理人…… それぞれが高め合ってきた京都のやきもの 京都でうつわを探す旅。それが胸をときめかせるのには、いくつか理由があります。まず一つは、清水焼・京焼といった、伝統工芸としてのうつわ…
京都府北部にある天橋立は、松島(宮城県)、宮島(広島県)と並ぶ「日本三景」の一つとして知られる観光スポット。有名なのが足の間から天橋立を見る「股のぞき」だ。天地さかさまで見ると、あたかも龍が天を舞って…
新年の幕開けに多幸を祈願する初詣。そこで正月にぜひ訪れてみたい京都の二大パワースポットを紹介する。 山科区の日向(ひむかい)大神宮は、第23代顕宗(けんぞう)天皇が高千穂(日向国=宮崎県)の峰の※神蹟…
ネットで9カ月待ち「絹ごし緑茶てぃらみす」 折り箱の中に広がる一面の白い庭に、ぽつぽつと並ぶ黒豆、小豆、うぐいす豆。うっすらと雪化粧をしたように見えるのは、仕上げに振りかけられた粉砂糖です。こちらの…
くずきりで知られる祇園の老舗和菓子店「鍵善良房(かぎぜんよしふさ)」が今年1月、小さな美術館をオープンしました。四条通のにぎわいから1本通りをそれた、閑静な石畳の路地の一角。同じく「鍵善」が手がける「…
できあがるまで2週間 昔ながらの製法で 「金平糖というと、和菓子になるんですか? 洋菓子になるんですか?」と素朴な疑問を口にする、俳優の常盤貴子さん。江戸時代後期の1847(弘化4)年、左京区の百万…
2014年に初めて書籍を出してから、「いつか重版したい」「いつか書店で平積みされたい」という目標を抱き、私はそれをひとつひとつ叶えていくことができました。著作が30冊を超える頃、「50冊刊行」が私の目…
平安中期から後期にかけ、平安京周辺には無数の塔が建立されたという。しかし、室町時代に起きた応仁の乱の戦火に見舞われ、ほとんどの寺院が焼失し、塔も姿を消した。そんな激しい兵火を免れ、いまもなお現存する塔…
京都人の間では「くろ谷さん」という呼び名で親しまれている金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)。近年では、通称“アフロ大仏”こと五劫思惟(ごこうしゆい)阿弥陀仏が話題となった浄土宗最初の寺院です。くろ谷と…
徳川家康も帰依した浄土宗の総本山で、正式名称は華頂山知恩教院大谷寺。その宗祖である法然上人の入寂(にゅうじゃく)の地に建つのが、この知恩院です。800年以上にも及ぶ知恩院の歴史は、念仏の教えを説いた法…