新時代の扉を開いた最後の将軍
江戸幕府15代将軍・徳川慶喜(よしのぶ)が「大政奉還」を表明したのは、二条城の二の丸御殿(国宝)だ。昭和の初めまで皇室の別邸であったことから、正式名称は「元離宮二条城」で、ユネスコの世界遺産に登録され…
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江戸幕府15代将軍・徳川慶喜(よしのぶ)が「大政奉還」を表明したのは、二条城の二の丸御殿(国宝)だ。昭和の初めまで皇室の別邸であったことから、正式名称は「元離宮二条城」で、ユネスコの世界遺産に登録され…
一年の終わりが近づき、台所道具の手入れや新調を考えている人も多いのではないでしょうか。今回訪ねたのは、「庖丁(ほうちょう)コーディネーター」として活躍するオーナーが営む「食道具竹上」。職人の手によるオ…
鑑賞やコレクションではなく、暮らしに寄り添ううつわ 京都のうつわを育ててきたのは、茶の湯と食文化。茶人や料理人、そして目も舌も肥えた客人たちが、どんなうつわでもてなし、もてなされるのか。競い、高め合っ…
歴史ある寺院をめぐる楽しみの一つは、美しい仏様に出合うことだ。なかでもの稀有な仏様に出合えるのが上京区の大報恩寺、そして亀岡市の穴(あな)太寺(おじ)、南丹市の清源寺だ。 通称「千本釈迦堂」と呼ばれる…
皆さま、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 京都を舞台にした小説を書いていると、「京都でオススメの場所を教えてください」という質問を受けることがあります。前々回の記…
東山三十六峰の一つ、月(がち)輪山(りんざん)の麓にたたずむ泉涌(せんにゅう)寺(じ)は、四条天皇をはじめとする歴代天皇の菩提所となり、「御寺(みてら)」と呼ばれるようになった。格式の高さを物語るよう…
陶工、茶人、料理人…… それぞれが高め合ってきた京都のやきもの 京都でうつわを探す旅。それが胸をときめかせるのには、いくつか理由があります。まず一つは、清水焼・京焼といった、伝統工芸としてのうつわ…
京都府北部にある天橋立は、松島(宮城県)、宮島(広島県)と並ぶ「日本三景」の一つとして知られる観光スポット。有名なのが足の間から天橋立を見る「股のぞき」だ。天地さかさまで見ると、あたかも龍が天を舞って…
新年の幕開けに多幸を祈願する初詣。そこで正月にぜひ訪れてみたい京都の二大パワースポットを紹介する。 山科区の日向(ひむかい)大神宮は、第23代顕宗(けんぞう)天皇が高千穂(日向国=宮崎県)の峰の※神蹟…
ネットで9カ月待ち「絹ごし緑茶てぃらみす」 折り箱の中に広がる一面の白い庭に、ぽつぽつと並ぶ黒豆、小豆、うぐいす豆。うっすらと雪化粧をしたように見えるのは、仕上げに振りかけられた粉砂糖です。こちらの…