暑さも騒々しさも遠くへ。ブルーの空間で、鮮やかな色のカケラをひと口「喫茶ソワレ」
一歩足を踏み入れれば、外の暑さも忘れてしまうようなブルーに包まれる空間。今回訪ねたのは、1948(昭和23)年創業の「喫茶ソワレ」です。京都の繁華街の片すみで、創業時のコンセプトを守りながら営まれる喫…
一歩足を踏み入れれば、外の暑さも忘れてしまうようなブルーに包まれる空間。今回訪ねたのは、1948(昭和23)年創業の「喫茶ソワレ」です。京都の繁華街の片すみで、創業時のコンセプトを守りながら営まれる喫…
早起きして友人と待ち合わせて、レストランで朝食を食べる。農場からそのままテーブルにやってきたような、新鮮でオーガニックな野菜を味わう。ニューヨークやアメリカ西海岸で注目されるそんな食のスタイルを、京都…
京都に暮らすうちに、料亭やレストランでいただくごちそうばかりが「ハレ(祝い事や祭り、行事)」の食事ではないと気づきました。それが「仕出し」です。(BS11『京都画報 初夏・京料理を支える匠の技』より)…
「ハレ」と「ケ」の違いを肌で感じるようになったのは、京都に暮らしはじめてからです。暮らし周りの雑誌やSNSで頻繁に目にするようになった「ハレ(祝い事や祭り、行事)」と「ケ(日常)」の対比。京都で生活し…
織物で知られる西陣の街の一角に、築約100年の元・紡糸工房を改装した、八百屋があります。「ベジサラ舎」は、飲食店や料理家らも信頼を寄せる自然派野菜の店。マルシェにも積極的に出店し、京都の人々に新鮮でお…
はじめまして、望月麻衣と申します。 『京都寺町三条のホームズ』(双葉社)、『わが家は祇園の拝み屋さん』(KADOKAWA)、『満月珈琲店の星詠み』(文藝春秋)という主に京都を舞台とした小説を書いてい…
初夏が近づくと、京都は美しい新緑に包まれる。そんな京都の名所を訪ね歩くと、時代を生き抜いた女性たちの物語をかいま見ることができる。 東山区にある泉涌寺(せんにゅうじ)の塔頭(たっちゅう)、今熊野観音寺…
日本海に接する京都府北部は風光明媚なスポットが多い。ことに有名なのが宮城県の松島、広島県の宮島と並ぶ日本三景の一つ、天橋立であろう。宮津市の入り江を橋のように結ぶ全長3.6㌔の砂州で、一帯は松が生い茂…
歌舞伎や時代劇でおなじみの「忠臣蔵」。赤穂藩の浅野内匠頭長矩が江戸城松之大廊下で吉良上野介義央を斬りつけた事件が題材で、将軍・徳川綱吉は浅野内匠頭にその日のうちに切腹を言い渡し、播州赤穂の所領は没収。…
毎年11月になると京都市内の神社仏閣が赤や朱のグラデーションに染まり、荘厳な佇まいと相まって雅やかな雰囲気をかもし出す。 紅葉散策に最適な嵐山や嵯峨野のほか、約3千本のモミジが覆う永観堂、春の御室桜で…