第18回「よみがえりの赤しそ畑 / 大原盆地」
夏野菜が美味しい季節です。最近、私は京都でも有数の野菜の産地、大原までお野菜を買い出しに行くことにはまっています。宝石のごとく輝く夏のお野菜。かたちは不揃いだったり、葉には虫食いがあったりするけれど、…
夏野菜が美味しい季節です。最近、私は京都でも有数の野菜の産地、大原までお野菜を買い出しに行くことにはまっています。宝石のごとく輝く夏のお野菜。かたちは不揃いだったり、葉には虫食いがあったりするけれど、…
地蔵菩薩信仰が盛んな京都では、お盆の行事の締めくくりとして「六地蔵めぐり」や「地蔵盆」が行われてきた。 六地蔵めぐりは、京都の旧街道口に安置された6体のお地蔵さんを巡拝する習わしで、800年以上続く伝…
今年は御神体の衣装を新調 全国的にも知られる京都の風物詩・祇園祭。祭の無事を祈願する7月1日の「吉符入り」から始まり、31日の「疫神社夏越祭」までの1カ月間、さまざまな神事や行事が執り行われます。祭の…
祇園祭とともに京都の夏の風物詩として全国的に有名な“五山送り火”。5つの山で送り火が点火されますが、もっとも有名なのが「大文字」と言えるでしょう。大文字が灯されるのは、如意ヶ嶽の支峰で、銀閣寺の裏にそ…
7月19日に放送した『京都画報』の特集は伊藤若冲でしたね。私も大変興味深く番組を拝見しました。(※放送後、BS11+にて7月19日(水)夜9時~ 2週間限定で見逃し配信しているようです) そう、私も若…
京都屈指の人気観光エリア・東山。三年坂や八坂の塔など、象徴的な景観は誰もが知るところだ。その中心的存在が清水寺だろう。開門が朝6時からと早いので、夏は早朝拝観がおすすめだ。本尊の十一面千手観世音菩薩像…
七夕のころの晴れの日はとても貴重です。この日、空のご機嫌を確認して向かったのは、桔梗の花咲くお庭が有名な廬山寺(ろざんじ)です。 桔梗は何度も写生をして、作品にも描くほど、好きな花のひとつ。桔梗の紫色…
希少な若冲作品の数々を間近に 「動植綵絵(どうしょくさいえ)」で知られる江戸期の日本画家・伊藤若冲(じゃくちゅう)は、錦市場の青物問屋「桝屋」の長男として誕生。23歳で家督を継いだ若冲は家業の傍ら、画…
世界を震撼させたコロナ禍の影響は祇園祭にも暗い影を落とし、2020年から2年間、山鉾巡行、宵山が中止となりました。そして2022年、規模は縮小されながらも3年ぶりに主要行事が執りおこなわれた祇園祭で、…
豊臣秀吉が愛し、自らも演じたという能楽。京都には境内に能舞台がある神社や寺が数多くあり、伏見区の御香宮(ごこうのみや)神社もその一つ。平安時代、境内から香りの良い水が湧き出たことから、清和天皇から「御…