「海の京都」で“映え”スポット巡り

ローカル線に恋する女優二人が、全国40の鉄道会社でもらえる“鉄印”を求めて旅に出る。

鉄印32個目の今回の場所は、京都北部を走る京都丹後鉄道。高橋メアリージュンさんと佐分利眞由奈さんの二人が訪れる。この地域は“海の京都”と呼ばれ、鉄道ファンに知られる「由良川橋梁」や、日本三景の一つ「天橋立」など、絶景スポットが点在する。

二人は西舞鶴駅から鉄印がもらえる天橋立駅を目指して出発進行。「今回は特別な列車に乗って旅します」という高橋さんたちが、乗り込んだのは、人気の観光列車「丹後あおまつ号」。斬新なデザインの車両は、鉄道デザインの第一人者・水戸岡鋭治さんによるもの。おしゃれな内装や随所に見られるこだわりに、二人のテンションも上がりっぱなし。車窓からの眺めに会話も弾む。

鉄道ファンに大人気スポットが、丹後神崎駅と丹後由良駅の間に架かる由良川橋梁。約100年前の1924年に作られた長さ約550㍍の橋で、乗車しているとまるで水面を走っているように感じられる。由良川沿いからは、橋の赤褐色と空や海の青色とのコントラストが美しく、橋上を列車が走る光景は “映え”スポットになっている。

いよいよ目的地の天橋立駅に着いた二人は、早速、京都丹後鉄道の鉄印をゲット。32個目の鉄印に思わず笑みがこぼれる。“任務”を全うした二人は、ケーブルカーに乗って「天橋立傘松公園」へ。国を造ったイザナギの神が、天に通うために造ったはしごだという伝説がある天橋立の絶景を堪能。京都丹後鉄道の旅を満喫した１日だった。

（二日目に続く）

【放送時間】
■私たち鉄印帳はじめます。「京都丹後鉄道 前編」
2022年8月2日（火） よる8時～8時53分 BS11にて放送
制作著作 BS11

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